<コムスン>GWGが介護撤退 ニチイが引き受け名乗りへ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000002-mai-soci&kz=soci
毎日新聞
訪問介護最大手、コムスンが介護事業の不正行為で厚生労働省から新規指定・更新を禁止された問題で、訪問介護2位のニチイ学館(東証1部上場)は11日、コムスンの事業の一括引き受けを申し入れる方針を固めた。一方、コムスンの親会社グッドウィル・グループ(GWG)は同日、介護事業から完全撤退する方針を固め、各事業の譲渡先選定の具体的な作業に入った。コムスンについてはニチイのほかにも受け入れに前向きな企業があり、複数社の争奪戦となる可能性もある。
ニチイ学館の寺田明彦会長は11日夜、毎日新聞の取材に対し、離島なども含めコムスンが全国で展開する事業を一括して引き受ける用意があることを明らかにした。GWGの折口雅博会長と近日中にもトップ会談し、申し入れる意向だ。コムスンのサービス利用者や従業員も全員引き受ける方針で、コムスン以外の介護事業の一括引き受けも「前向きに検討する」としている。
ニチイ学館は、医療事務代行から介護事業に参入。現在は891拠点で、約6万2000人に訪問介護サービスを提供している。コムスンの事業を一括して引き受ければ、10万人を超える利用者を抱える業界で圧倒的なトップ企業となる。
GWGの折口会長は8日の会見で、介護事業の継続に意欲を見せていた。しかし「福祉を食い物にした」との批判が強まっており、株価も急落していることから、完全撤退は避けられないと判断した模様だ。譲渡先を巡っては、他の介護大手も前向きな姿勢を示しているほか、居酒屋チェーンのワタミは老人ホームの一括引き受けに意欲をみせている。【宮島寛】
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東京証券取引所では11日、GWG株が値幅制限いっぱいまで値を下げ、前週末終値比5000円安の5万1800円で取引を終えた。同問題が発覚してから4営業日連続のストップ安で、この間に時価総額は4割近く(約600億円)減少した。GWG株の約34%を保有する折口会長の資産も約200億円目減りした計算だ
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